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抹茶茶碗 [茶碗]

窯変古信楽に紅志野、登り窯焼成。
結構気に入る出来上がり。
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コップ [酒器]

信楽スイヒに織部と白結晶
信楽スイヒに織部は弾きやすいらしく、色のノリが悪い出来になってしまった。
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色が剥げてしまった部分
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コップ [酒器]

信楽スイヒ
こげ茶マットと白結晶かな・・・メモなし
かけ流し
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向きによってだいぶ表情が違う面白い仕上がり。
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ゲタ [その他]

志野の土に、黄瀬戸と白結晶
凹凸のあるゲタ。
もう少し平らに仕上げたかったが、だいぶそってしまった。
ゲタは作っていてつまらない。
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 [皿・器]

赤御影に白結晶
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少しかいらぎ
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藤田美術館の至宝、国宝曜変天目茶碗と日本の美 [作る以外]

藤田美術館の至宝、国宝曜変天目茶碗と日本の美/サントリー美術館へ
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2015_4/?fromid=topmv

曜変天目茶碗に出会える機会が、今年は二回。
一度目はサントリー美術館で9月27日まで。
こちらは藤田美術館所蔵の曜変天目茶碗。
二度目は10月31日~12月23日まで、静嘉堂美術館。
こちらはもちろん静嘉堂所蔵の稲葉天目
http://seikado.or.jp/exhibition/next.html

まずは開催中のサントリー美術館へ。

お茶碗以外。
仏像はフィギュアだ!
仏像に、食玩・フィギュアの下地を見たような気がするが、造詣の深い方が聞いたら怒るだろうか・・・
「いやー欲しくなる気持ちわかるよ!ありがたいとかじゃなくて綺麗なの!
うわーこんな細かいところまでちゃんと作ってある!
あっ!このパーツ取外せるんだ!
衣、本当に布みたいでめくれるんじゃない?さわってみたい!」
みたいな、ちょっと残念な見方・・・不勉強の為ですね。
あんまり細かくてきれいで、ケースにぶつかってしまった・・・
そんなに近づくのはマナー違反だろうか。気を付けよう。

もう一つ気になったのは「砧青磁袴腰香炉 銘香雪」という香炉
http://www.fujita-museum.or.jp/toji07.html
銘のない状態で手に入れ、自号の一つを付けたとのこと。
しかし、と思う。
それにしちゃ姿と銘がぴったりすぎませんか?
フタの細工には雪輪、そして香炉で香雪。
フタだけ銘に合わせて作らせたものなのか、自号にあった香炉を探していたのか、実は香炉が先で気に入ったので自号にしたのか・・・

さてお茶碗。
私のキャパの問題だが、一度にたくさん見てしまうと、印象が混じってしまい一つ一つを覚えていられない。
旅行先でも建物・教会は一日1~2件、美術館は1件のように見るものを決めて回っている。
今回の展示会は、私にとっては展示物が多すぎた・・・
ということで、直感で勝手に選別した茶碗だけをじっくりとみることにする。

のんこう作赤楽茶碗 銘小町
大井戸茶碗 銘蓬莱
砧青磁茶碗 銘満月
曜変天目茶碗
の四点。

詳しい人が見たら、いい茶碗見損ねている残念セレクトかも・・・
でもまぁ仕方がない。

赤楽茶碗 銘小町。
模倣シリーズのチャレンジ候補。

大井戸茶碗 銘蓬莱
金継ぎは一度試してみたい技法。
かっこいい割れ方って難しそう。
丁寧に金継ぎがしてあるように思う。金のラインが繊細。

砧青磁茶碗 銘満月
青磁はやっぱりきれい。
あの色、そして釉薬の濃淡がでる凹凸のある柄。
これもマネしてみようかな。

曜変天目茶碗
なんといっても曜変天目茶碗!
一緒に行った人の感想は、「思ったより小さい」
私は情報として寸法を知っていたけど、ポスターや今使われている抹茶茶碗だけ見て、この茶碗を見たら確かに小さいかも。
伝来した当初お抹茶は薬に近いもので、抹茶茶碗の元になった天目型の茶碗は、乳鉢のような用途で、元々(中国では?)直火にかけて使ったのではないか、と聞いたことがある。
そんなわけで、今通常「お抹茶茶碗」と思っている器とだいぶサイズが違う。
小鉢くらい。
油滴天目や禾目天目の写真を見て、勝手に黒っぽい鉄分の多い土だと思っていたけど、高台を見ると白っぽい土。
写真では高台をちゃんと見ていなかった・・・
曜には「光り輝く」という意味があるそうで、窯変を曜変と表記したのは日本人らしいなぁと思う。
名を大切にして、掛け言葉的な感じの遊びも入っていて。

感想はうまくまとまらない。
曜変天目の研究した方の「碗の中の宇宙―曜変天目茶碗の研究と成果 」という本があるが、納得。
椀の中の宇宙だ。
比喩ではなく宇宙がある。
これは魅了されて研究する人がいるのもわかる。

残念な点が少し。
この展示会に来る人の大半は、この茶碗を見逃さないだろう。
静かにフラットに展示してあればいい。
それなのに過剰演出、アピールしすぎ。
「ここに今回の目玉商品ありますよ!」って電光看板立てているような感じ。
もう少し静かな方が、映えるのではないかと思う。

そして最近よく思うのは「低反射ガラスを使って展示してほしい」ということ。
高透過ガラスだからそれほどガラス越しの色が変わるようにも思えない。
壁面展示の物は、特に室内が映りこんでしまうので低反射ガラスだといいなぁと思うことが多い。
見るのに不自由があるわけじゃないし、きっとまだ技術的に高いのだろうけど。
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花ひらく琳派 [作る以外]

花ひらく琳派/サンリツ服部美術館へ
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/main.html

目当てはもちろん、光悦の不二山。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%BD%E7%84%BC%E7%99%BD%E7%89%87%E8%BA%AB%E5%A4%89%E8%8C%B6%E7%A2%97
http://coroq.web.fc2.com/index/fujisan.html
お抹茶茶碗の写真集を見ていて、一番初めに目を奪われた写真が不二山だった。
抹茶茶碗作りに興味が出て、一年以内で実物を見れるなんて、きっと私は運がいい。

不二山を見てから一応色々調べてみた。
面白い考察をしている方がいて「不二山は宗教的な意味合いを持った器だったのではないか」というようなことを書いていらした。
その文章を読んで、だいぶ重く硬い重圧感のある器を想像していたが、それほどではない。
写真で見るよりも静かな佇まい。
存在感はあるが静かだ。

そして色と質感。
写真ではどうしてもわからない部分を観察する。

通説では「白楽茶碗を焼くつもりで下半分が内外共に炭化した」ということになっている。
見てみて思うのは、初めから白黒二色の茶碗にするつもりだったんじゃない?ってこと。
色の別れ方に意図を感じる。
下のほうの「炭化して剥がれ落ちて黒くなった」と言われる部分に残る釉薬の色。
白が窯変したり炭化して黒くなった、というようには見えない。黒い釉薬に見える。
実際どういうつもりで焼いて、焼き上がりを手に取って何を思ったか知りたい茶碗。
色々な物語を考えてしまう茶碗だ。

陶芸は、やってもやっても分からないことが出てくる。
思う通りにいかない。
また写真を見ながら、本物を反芻し、考えようと思う。
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抹茶茶碗 [茶碗]

赤御影・信楽スイヒmix
白結晶を流しかけ
なかなか良い感じ。満足。
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かけ残した部分が結構お気に入り。
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画鬼・暁斎 [作る以外]

画鬼・暁斎—KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドルへ行ってきた。
http://mimt.jp/kyosai/

前半はコンドルの設計した三菱一号館美術館(復元)内で、コンドルの図面を見るという趣向が強く出ている。
後半は暁斎寄り。

コンドルの図面
これはもう、名を残す建築家の図面は誰のものでも、いつ見ても、美しくてわかりやすくて素晴らしい。
手書き図面の美しさというのは、本当にわかりやすい。
絵であり図であり、芸術的であり、芸術ではない。
芸術は難しい、という人にもストレートにわかる美しさではないだろうか。
元の一号館の図面と、復元した一号館美術館の図面の比較展なんかもあれば面白だなぁと思う。
そのときには当時の写真や地図なんかも展示してほしい。
元々は事務所として建築された一号館を、美術館として復元するときに何を残し何を加えたのか。
旧古河庭園などの現存するコンドルの建築物も参考にした、と聞いた覚えがあるのでそのあたりの資料もあるとおもしろそう・・・

暁斎
「暁斎の絵は多岐にわたり過ぎて、評価しにくい」といったようなことが説明してあったが納得。
確かに色々な顔があって、どこに重きを置いて評価していいのか難しそうな作風だが、サービス精神とユーモアのある面白い人だったのだろうと思う絵が多い。
「山水画は数が少ないのは依頼自体が少なかったからではないか」とのこと。
確かにこれだけ面白い絵を描く人に、依頼するなら山水画以外を頼みたくなるかもしれない。
だけど、山水画でも彼のサービス精神はちゃんと発揮されているように感じた。

一枚ニヤリとしてしまった絵がある。
タイトルを控えなかったのでなんという絵かわからないが、たぶん「扁舟探勝図」かな。
縦長の掛け軸。中国の山水画風、岩のような細長い島、周りは川か。
画面中央より少し上に鶴が留まっている。
その鶴を見つけ「あ、鶴だ」と思う。
右下に目をやると、舟に乗った人が鶴のほうを見上げている。
そしてそのまま少し左上に、視線を動かす。
今度は島にいる釣り人が描かれている。
彼らもまた鶴のほうを見上げている。
私はこの絵を見て三度「あ、鶴だ・・・」という声を聴いた。
私自身、舟の上の人、釣り人の三人の声だ。
ニヤリとする絵だ。
サービス精神があって人間を良く知っていて、きっと人という生き物が好きな人だったのだろう。
色々なことを楽しめる人だっただろう。
そう思う絵だった。


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コップ [酒器]

焼酎用
黒御影に唐津釉
ヘリに少し濃い部分がある。
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A部長に。
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